頚椎ヘルニア(頚椎椎間板ヘルニア)-症状と治療

頚椎ヘルニアの診断方法

頚椎ヘルニアが疑われる場合は病院(整形外科)で診察を受けましょう。
一般的な診断方法は、手足の運動能力を測るため「10秒テスト」と呼ばれるものがあります。 これは手を開いたり握ったりを10秒間で何回できるのかをテストするものです。これは脊髄が圧迫され手にしびれの症状がでている場合の頚椎ヘルニアに有効な手法です。10秒間に20回以下しかできない場合は頚椎ヘルニアである可能性が高いといわれています。
この他にもいくつかの症状チェックを行い、ヘルニアの可能性が高いと判断した場合にはCTやMRIで確認し最終的な診断が下されることになります。
治療方法
頚椎ヘルニアも他のヘルニアと同じく手術を受けるまでに至らないケースがほとんどです。保存療法と呼ばれる症状のある部位を固定する方法が施されることが多いようです。頚椎ヘルニアの場合は、頚椎カラーと呼ばれるもので首を固定ししばらく過ごすことになります。大まかには3ヶ月ほどの保存治療で痛みは軽減するいわれています。保存療法で改善されない場合は手術を施すことになります。